ブラック企業の社長の名言 「私はあなたの話を聞かない!!」これが人の上に立つ人間の言葉なのか?あまりのパワーワードに思わず絶句!!
毎日1時間くらいかかる朝礼。
週に何度か2時間くらいかかることもある。
「私はあなたの話は聞かない」
このパワーワードは朝礼中に聞くことができる。
毎日1時間近くある朝礼。
出現パターンは
前日に社員が社長の意見や提案に対して反対意見を言うことだ。
意味としては、
「私より、下の人間であるあなたの意見を私は聞きません」
という意味で補足として、
「仮にあなたの言うことがどんなに正しくても、私の下の人間であるあなたの言葉は聞かない」
「しかし、あなたが会社に貢献してくれる有用な人材になったら、私はいくらでもあなたの言うことを聞きます。年上とか経験とか関係無く、実績を残しているあなたの言うことを聞きます。」
という意味らしいです。
要は「文句があるなら、利益を上げてから言え」という意味だと私は解釈しています。
すごいですよね。
こんな自分勝手な事を平気で人前で言えるメンタルの強さ。尊敬に値します。
「こんな事言って大丈夫なのかな?」
とかそういう感情がゼロなんですよね。きっと。
「人の話を聞かない」
どうどうと宣言していることがやばいですよね。
ある時、私思い切って、
エンジニア業界ではカーネギちゃんの「人を動かす」って本を読まされる文化があるって、それとなくナチャラルに言ってみたんですよ。
したら、まさかの返答
「『人を動かす』はいい本だよね。我が社の社本と言ってもいいくらいみんなに読ませているよ。私自身も年に4回は読み返すよ」
というまさかの回答!!
「えーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「何このギャグ?」
「ボケ?マジ?どっち?」
もうパニックですよ。
遠回しに本を勧めて、欠点を指摘するという大人な対応に、まさかの展開!!
この話を聞いていた、まだ洗脳されていない社員の方が、
「『人を動かす』読んだんだけど、社長と真逆の事書いてあるじゃん!!社長は何の本を読んでたの??もしかしてあの人日本語が理解できない人??」
という、私と同じような感想を漏らしていました。
これでめげるのも嫌なんで、ブラック社長が好きそう人。
クソ会社の社長が尊敬する人物No.1
つまり、クソ会社製造機
稲盛和夫先生
そう稲盛和夫先生の「生き方」を勧めてみました。
ウル覚えだけど、この本の中で、
「部下の話を聞け」
「人前で部下を怒るな」
みたいな事が書いてあったので、これもさり気なく、普段の会話の中で紹介したら、これもまさかの展開
「稲盛先生は私の師匠だからね。この本はいつでも読めるように机に入れているよ」
と言い机の中から取り出してきました。
「..........」
「..........」
すごいですよね。
いろいろな勉強して、たくさんの本を読んですべてを理解した上での最終的な自分の中での結論が
「私はあなたの話を聞かない」
言葉の重みを感じます。
ブラック社長は軽々しく言葉を発していないんですね。